1つめは、いろいろな飲み方ができてオシャレな飲み方から健康的な飲み方まで幅広く楽しめることです。
2つめは、ダイエット中でも安心して飲めることという点になります。
1つめの理由は、何度か焼酎を経験している人なら承知しているはずですが、2つめの理由は「本当?」って思う人も多いかもしれませんね。
お酒は案外、カロリーは多くないんです。つまみの種類でカロリー過多になってしまうことがほとんどなのです。
蒸留酒の焼酎は、ワインやビールなどの醸造酒を蒸留したものになります。蒸留されてもアルコールが残るだけで糖質は残らないので、うれしいことに糖質ゼロということになります。ダイエット中でもお酒を飲みたい女性にとっては、焼酎はピッタリなのです。
焼酎の飲み方は多種多様です。いろいろな飲み方をお試しして、自分にピッタリな飲み方を見つけましょう。
ここでは、垂涎必至の美味しい飲み方をご紹介します。
- 目次
- 1. 焼酎の代表的な飲み方
- 1-1. ストレート
- 1-2. ロック
- 1-3. 水割り
- 1-4. お湯割り
- 1-5. 炭酸割り
- 1-6. 燗つけ
- 1-7. パーシャルショット(氷点下)
- 2. 焼酎に食材を入れる飲み方
- 2-1. レモン入り
- 2-2. 梅干し入り
- 2-3. 河童割り
- 2-4. 金魚割り
- 2-5. みかん割り
- 2-6. パクチーシソ入り
- 2-7. ショウガ・わさび入り
- 2-8. シロップ・ハチミツ・みりん入り
- 2-9. フルーツジュースで作った氷入り
- 3. 焼酎を他の飲み物で割る割り方
- 3-1. お茶割り
- 3-2. 梅酒割り
- 3-3. コーヒー割り
- 3-4. 牛乳割り
- 4. 焼酎の美味しい飲み方まとめ!自分にピッタリな飲み方見つけよう!のまとめ
焼酎の代表的な飲み方
一度は経験する、焼酎の代表的な飲み方ですが、より美味しく味わうために、基本のルールをご紹介します。
グラス、焼酎の入れ方、水や氷のこと、基本に戻っていま一度チェックしておきましょう。
1-1ストレート
味や香りをダイレクトに感じられるストレート。銘柄選びから慎重になりますね。
美味しい飲み方のポイント
・香りが飛ばないように、おちょこや、ウイスキーをストレートで飲むためのグラスであるショットグラスが向いていて、どちらも小さめのものがおすすめです。
・味を十分、楽しむためには、グラスに焼酎を入れる前に軽く瓶を振って中味を均一にすると味が安定します。
・温度によって味が変わるので、自分好みの温度を把握すると良いでしょう。常温で飲むとその焼酎の本来の香りがよくわかりますし、冷蔵庫で十分冷やすと飲みやすくなります。
1-2ロック
最初はストレートで味わって、徐々に氷が溶けて水割りの味も楽しむことができます。
美味しい飲み方のポイント
・ロックの場合は「氷」が命ともいえます。市販のロックアイスのような大きめの氷が向きます。
・グラスは口が広く背の低いロックグラスがおすすめです。
・グラスいっぱいに入れた氷の表面をなでるように焼酎を入れます。グラスの半分ぐらいが適量です。
1-3水割り
「本格焼酎」と瓶やパッケージに書いてあるものは水割りがおすすめです。蕎麦焼酎や芋焼酎などがあります。水で割るだけのシンプルなものなので、グラスや氷、水にこだわると美味しさが増します。
美味しい飲み方のポイント
・グラスは冷やしておき、水は軟水のミネラルウォーター、氷は大きめのロックアイスがおすすめです。
・焼酎と水の黄金比は焼酎6:水4と言われています。濃く感じる場合は、焼酎5:水5や焼酎4:水6でもおいしくなります。
・グラスには水より先に焼酎を入れます。アルコールの方が水より比重が軽いので、良く混ざり合うためには焼酎を先に入れた方が良く混ざるのでおすすめです。
・より水と焼酎をなじませるためには「前割り」という方法があります。6:4の割合で作った水割りを1日~数日程度寝かせておく方法もあります。
1-4お湯割り
お湯で割ると、湯気と焼酎の香りが混ざり合ってリラックス効果も感じられます。美味しい飲み方は、水割りと違うので覚えておくといいでしょう。
美味しい飲み方のポイント
・沸騰したお湯を適温にするために、容器にお湯を2回ほど移し替えます。それから用意したグラスにお湯を移し、好みの量に調整します。
沸騰したお湯の温度を下げるために容器を2つ用意して、移し替えることがお湯割りのポイントです。グラスにお湯を移し替えた後に焼酎を入れます。焼酎を入れるのは後です。
・お湯と常温の焼酎で自然に混ざり合うのでかき混ぜる必要は特にありません。
・お湯割り用の耐熱グラスは、お湯が冷めないうちに飲みきれるように小さめがおすすめです。
1-5炭酸割り
焼酎初心者にも向くのが炭酸割りです。夏の暑い時、本格焼酎を冷たい炭酸水で割って飲むことで、夏の疲れを吹き飛ばしてくれる効果もあります。
美味しい飲み方のポイント
・レモンなどの柑橘類を入れます。梅干しを加えるなどアレンジを楽しむことができます。比率の目安は、柑橘1:焼酎3;炭酸6がよいでしょう。あとはご自分の好みで調整しましょう。
・炭酸は十分、冷やすことです。温度が高いと炭酸が飛んでしまうので冷えているものを使用するのがおすすめです。
・炭酸が抜けないように軽く混ぜましょう。
1-6燗つけ
燗つけにする焼酎はストレートでも水割りでもOKです。熱燗用の容器で直火にかけるか、湯煎でお燗にします。
美味しい飲み方のポイント
・「前割り」で1日~数日寝かせた焼酎をそのまま燗つけにするのもおすすめです。
1-7パーシャルショット(氷点下)
沖縄の有名な焼酎、泡盛などのアルコール度数の高い焼酎は、冷凍庫で凍らして飲むと本来の味を味わえて美味しく飲めます。この方法をパーシャルショットといいます。
美味しい飲み方のポイント
・焼酎をグラスいっぱいに注がないようにすることです。
・のんびりゆっくり味わって飲みましょう。
焼酎に食材を入れる飲み方
いろいろなものを入れることができるので、オリジナルのものを作れる楽しみもあります。
2-1レモン入り
レモン入りというとソーダ割りのレモンサワーが有名ですよね。レモンサワーは女性でも気軽に楽しめて、シロップ入りや無糖など好みに応じて甘さを選べます。
ソーダで割らなくてもレモンジュースやレモンを絞って加えてもOKです。同じ柑橘類のすだちやカボス入りと飲み比べてみるのもいいですね。
2-2梅干し入り
焼酎と梅干しの相性は抜群!梅干しが焼酎の胃腸への刺激を和らげてくれるので、二日酔いになりにくく健康的です。
梅を少しずつ潰しながら飲むと梅干しの塩分が気になりません。シソ漬けの梅干しをシソごと入れたり、ハチミツ漬けの梅干しを入れたり、梅干しの種類を変えて飲み比べるのもいいですね。
ロック、お湯割り、水割りなど自分好みの焼酎に梅干しを入れるだけです。
2-3河童割り
焼酎の水割りにスライスしたキュウリを入れて飲むのが「河童割り」です。焼酎のクセがなくなり、キュウリがフルーツのような味になって楽しめます。
キュウリの切り方はお好みでOKです。マドラー感覚でキュウリを楽しみながら飲むこともできますよ。
2-4金魚割り
焼酎ロックにシソと唐辛子を入れてお湯で割るのが「金魚割り」です。大葉が水草、唐辛子を金魚に見立てたオシャレな割り方です。
お湯割りは体が温まりますが、水割りやロックでも楽しめます。
2-5みかん割り
みかんを搾って焼酎に入れます。オレンジジュースやカルピスオレンジで割るものもあります。
甘党の方向きです。
氷は大きめのロックアイスでも、1粒1cm角程度のクラッシュアイスでも楽しめます。
2-6パクチーシソ入り
パクチーが好きな方はもちろん、意外にパクチー初心者でもシソ入りで楽しめます。
2-7ショウガ・わさび入り
ショウガやワサビを焼酎に加えることで、スッキリと飲みやすくなります。チューブのものを使ってもいいですが、味わいのためにはひと手間かけてすりおろした方がベターです。薬効のせいか、二日酔いになりにくいといわれています。
2-8シロップ・ハチミツ・みりん入り
甘みを加えたいという時には、シロップやハチミツ、みりんを焼酎に入れると味がまろやかになります。
酸味のレモンスライスを入れるとスッキリとした味になります。
2-9フルーツジュースで作った氷入り
絞ったものや市販のものでもいいですが、ジュースを製氷器に入れて作った氷をグラスに入れて焼酎を注ぐ飲み方もあります。
ジュースは数種類、混ぜてもOKです。ジュースと焼酎の美味しい比率を見つけるのも楽しいですよ。
焼酎を他の飲み物で割る割り方
意外な飲み物で割っても美味しいのが焼酎です。
3-1お茶割り
焼酎の水割りの水の代わりにお茶を入れるのがお茶割りです。お茶割りの良さは、甘くなく低カロリーなところです。
ウーロン茶・緑茶・ウコン茶・番茶・蕎麦茶・ジャスミン茶などたくさんの種類のお茶で楽しめることも魅力です。
3-2梅酒割り
焼酎と梅酒を合わせて、水割りやロックで楽しむのが梅酒割りです。大きめの氷よりもクラッシュアイスを使うと、クラッシュアイスに梅酒がほどよく混ざって美味しくなります。
3-3コーヒー割り
焼酎にコーヒーを加えます。コーヒーを味わう時のように、ミルクや生クリームやバニラアイスを加えても美味しく飲むことができます。
3-4牛乳割り
水割りの場合の水の量よりも牛乳の量を多めにして作ります。牛乳割りに合う焼酎は芋焼酎です。芋の甘みを牛乳が引き立ててくれます。
焼酎の美味しい飲み方まとめ!自分にピッタリな飲み方見つけよう!のまとめ
焼酎の楽しみ方って本当にいろいろありましたね。水割り、お湯割りだけじゃない楽しみ方があることをわかっていただけましたか。
お店で飲むのもよし、家で気の向くままアレンジして飲むのもよし、健康効果やダイエット効果もあって焼酎の楽しみ方は際限なくあります。
言い換えれば、楽しみ方は焼酎初心者でも飲み慣れている人でも変わらない、自分好みで何でもありなのが焼酎です。
ただし、美味しいからといってお酒には変わりないので飲み過ぎは厳禁です。適量をゆっくり味わって楽しんでくださいね。