美容にも効果があるので、意識的に摂取したい食材です。
野菜に関して専門的に学びたい方におすすめなのが、野菜資格です。
野菜資格を取得すると、野菜の知識が深まり、体調や目的に合わせた食材を選べるようになるため、日常の献立作りや健康維持にも役立ちます。
また、野菜資格は仕事にも役立ちます。
特に、野菜を扱う仕事に携わっている方やこれから就職したいと考えている方は必見です。
この記事ではおすすめの野菜資格を8つご紹介します。
興味のある方はぜひ参考にしてください。
- 目次
- 1. 野菜資格を取得することで得られる知識やメリット
- 1-1. 野菜の基礎知識や調理法が身につきレシピが増える
- 1-2. 自分や家族の健康を気遣い、体の中からキレイになれる
- 1-3. 仕事に活かせる
- 2. 野菜資格おすすめ8選|概要と取得方法
- 2-1. オーガニック野菜アドバイザー
- 2-2. 野菜ソムリエ
- 2-3. 野菜スペシャリスト
- 2-4. 野菜コーディネーター
- 2-5. 野菜栽培士
- 2-6. ベジタブル&フルーツプランナー
- 2-7. ベジタブル&フルーツアドバイザー
- 2-8. 野菜&果物コンシェルジュ
- 3. 野菜資格と一緒に取りたい資格をご紹介
- 3-1. 料理について体系的に学べる料理系資格
- 3-2. 食材について幅広い知識を得られる資格
- 3-3. 野菜資格の知識を仕事に活かせる資格
- 3-4. 管理栄養士・栄養士の資格
- 4. 野菜資格取得のための学習方法
- 4-1. 書籍などで独学する
- 4-2. 通信講座で学ぶ|SARSスクールジャパン
- 5. まとめ
野菜資格を取得することで得られる知識やメリット
資格習得のための学習を通じて、野菜の種類やそれぞれの栄養素・効果などの詳しい知識を身につけられます。
また、野菜を扱う職種の方や、健康・美容に関連した職種の方も知識を活かすことが可能です。
この章では、野菜資格を取得することで得られる知識やメリットをご紹介します。
1-1野菜の基礎知識や調理法が身につきレシピが増える
資格取得を通じて、野菜の基本的な知識が身につくのはもちろん、各食材の特徴や効果の知識を深められます。
そして、野菜の正しい保存方法や調理法なども身につくので、日々の料理に活かすことも可能です。
野菜に関する知識が増えることで、自然とレシピのレパートリーも増え、毎日の料理が楽しくなることでしょう。
1日の野菜摂取量の目安は350g以上とされています。
その量の野菜を、毎日効果的に摂取するというのは意外と大変です。
いかにおいしく継続的に摂取できるかが大切です。
また、家庭菜園などで野菜を育てている方は、季節ごとの野菜の種類や各野菜の育て方を学ぶことができるので、新しい野菜の栽培にも挑戦できます。
資格を取得し、効果的に野菜を摂取する方法を身につけましょう。
1-2自分や家族の健康を気遣い、体の中からキレイになれる
健康的な生活を送るために、欠かすことのできない野菜。
野菜に含まれる栄養素は、健康・美容効果が高く、積極的な摂取を推奨されています。
しかし現代の日本人の多くは、1日に必要な野菜を摂取できていません。
野菜資格を取得することで、体の不調や美容に対する悩みに合わせて野菜選択し、効果的に摂取する方法を学べます。
そして、学んだ知識を活かし、自分や家族のために健康的な食事を作ることが可能です。
栄養素を最大限に引き出した調理法作った食事を食べ続ければ、体の中からキレイになれます。
野菜資格を取得し専門知識を増やし、効果的かつ意識的に野菜を摂取しましょう。
1-3仕事に活かせる
野菜を取り扱う仕事はたくさんあるので、さまざまな分野で活動できます。
レストランやカフェなどの飲食店で働いている方は、資格で得た野菜の専門知識や調理法の技術を活かし、調理やオリジナルメニュー・レシピの考案に携わることが可能です。
家でなかなか野菜を摂取できないお客様に、いかにおいしく効果的に野菜を食べてもらえるか意識することで、お客様のニーズを満たせることでしょう。
結果として、他店との差別化を図ることにつながります。
青果取扱店での野菜の販売では、専門知識を活用することで、お客様の求める効果に合わせた野菜の提案が可能です。
適切な野菜選びのサポートができるので、売り上げアップを目指せます。
最近ではオーガニック野菜を取り入れている店舗も多いので、オーガニック野菜に特化した資格を取得していることで、貴重な人材として重宝されるでしょう。
また、自宅やカルチャースクールで料理教室やセミナーを開催し、知識や情報を発信していくことも可能です。
子どもの野菜嫌いに悩むママさんや、効果的な野菜の摂取方法を知らない方などに、有益な情報とともに明確なアドバイスができます。
日常シーンで野菜が登場する場面は多いので、資格を取得していることで活躍の場が広がります。
野菜資格おすすめ8選|概要と取得方法
今回は野菜に関する資格を8つご紹介します。
効果的な野菜の摂取方法だけでなく、仕事にも役立つ知識が得られます。
資格内容や概要、必要な知識をまとめているので、興味のある方はぜひ資格に挑戦してみてください。
2-1オーガニック野菜アドバイザー
オーガニック野菜アドバイザーは、日本安全食料料理協会(JSFCA)が主催しています。
受験資格 | なし |
---|---|
受験料(税込) | 1万円(税込) |
受験申請 | インターネットから申し込み |
受験方法 | 在宅 |
試験日程 | 偶数月開催予定 |
合格基準 | 70%以上の合格率 |
季節ごとの野菜の産地・栄養素・保存方法・レシピに関する知識を有していることを証明する資格です。
オーガニック野菜とは、農薬をまったく使わない、もしくは極力控えるようにして育成された野菜のことを指します。
国の定めた「有機JAS規格」に適合している食材のみが、オーガニック野菜と名乗ることができます。
食材の安全性や品質に重きを置いているので、一般的な野菜と比べ高価なことが多いです。
オーガニック野菜アドバイザーの試験では以下の知識が必要です。
・野菜の基本知識
・野菜の種類
・季節ごとの野菜の産地・栄養素
・野菜の正しい保存方法
・野菜を使った料理のレシピ
オーガニック野菜を摂取したい方や、オーガニック野菜を扱う仕事に携わっている方におすすめです。
2-2野菜ソムリエ
野菜ソムリエは、日本野菜ソムリエ協会が主催しています。
受験資格 | 対象講座受講者 |
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受講料 | 14万8,000円(税込)※試験料含む |
受講申込 | インターネットから申し込み |
受験方法 | 各会場(ホームページ参照) |
日本野菜ソムリエ協会の「野菜ソムリエコース」を受講すると、試験資格が得られます。
野菜の知識を深め、その魅力や価値を社会に広めることを目的としています。
野菜ソムリエの試験では以下の知識が必要です。
・野菜の基本知識
・野菜・果物の分類
・品種ごとの特徴・良品の見分け方や保存方法
・野菜に含まれる栄養素
・野菜の切り方、基本の調理法
・品種の特徴を活かしたレシピ
・正しい健康情報の選択方法や、生活習慣病について
野菜の知識を身につけ、野菜料理について学びたい方におすすめです。
飲食店などの調理で野菜を扱う方は、資格取得することで仕事に役立たせることができるでしょう。
2-3野菜スペシャリスト
野菜スペシャリストは、一般社団法人FLAネットワークが主催しています。
ユーキャンの「野菜スペシャリスト」講座を受講し、検定試験に合格すると資格が得られます。
受験資格 | 対象講座受講者 |
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受講料(税込) | 3万9,000円(税込) |
受験申込 | インターネットから申し込み |
受験方法 | 在宅 |
合格基準 | 70%以上の合格率 |
野菜のもっている効果効能の知識を深め、暮らしに活かすことで健康と美をつくるスペシャリストを目指す資格です。
野菜スペシャリストの試験では以下の知識が必要です。
・野菜・果物の栄養や健康効果
・野菜と果物の種類
・目的に合わせた野菜の選び方
・栄養を逃さず野菜をおいしく食べるための調理方法
・野菜の下ごしらえの方法
・野菜を使った料理のレシピ
野菜の知識を深め、日々の暮らしの中に取り入れたいと考えている方におすすめです。
2-4野菜コーディネーター
野菜コーディネーターは、一般社団法人ホールフード協会が主催しています。
受験資格 | 対象講座受講者 |
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受験料(税込) | 3万8,700円(税込)※認定証の交付は別料金 |
受講申込 | インターネットから申し込み |
合格条件 | 講座を修了 ※試験なし |
がくぶんの「野菜コーディネーター養成講座」を受講修了すると資格が得られます。
野菜の味と栄養を最大限に引き出し、野菜をおいしく食べて健康的な生活が送れるようサポートすることを目的とした資格です。
野菜コーディネーターの資格取得には、以下の知識が必要です。
・野菜の基本知識
・野菜に含まれる栄養素や効能
・目的に合わせたレシピ
・食材の効果的な組み合わせ
・話題の野菜の調理法について
・残った野菜の活用方法
・野菜の育て方
資格取得で得た知識を活用し、その情報を発信しながら多くの方の役に立ちたいと考えている方におすすめです。
2-5野菜栽培士
野菜栽培士は、日本インストラクター技術協会が主催しています。
受験資格 | なし |
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受験料(税込) | 1万円(税込) |
受験申請 | インターネットから申し込み |
受験方法 | 在宅 |
試験日程 | 偶数月開催予定 |
合格基準 | 70%以上の合格率 |
野菜栽培士として、野菜の育て方や含まれる栄養素、野菜に合う食材に関する知識を有していると証明する資格です。
野菜栽培士の試験では以下の知識が必要です。
・季節ごとの野菜の育て方
・野菜に含まれる栄養素
・野菜に合う食材
家庭菜園や農業で、野菜を育てたいと考えている方におすすめです。
2-6ベジタブル&フルーツプランナー
ベジタブル&フルーツプランナーは、インターナショナル美容鍼灸協会が主催しています。
受験資格 | 対象講座受講者 |
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受講料 | 3万2,000円(税込)+3,000円(税込)※資格申請料 |
受験申込 | インターネットから申し込み |
受講方法 | 在宅 |
ヒューマンアカデミーの通信講座たのまなで「ベジタブル&フルーツプランナー講座」の添削問題に合格し、講座修了となると
「資格申請書」が得られます。
栄養学と中医学の両面から、野菜と果物に関する正しい知識を有していることを証明する資格です。
自身の体質や体調に応じた食材の選び方や、食べ方・レシピなどを提案できるようになることを目的としています。
ベジタブル&フルーツプランナーの資格取得には、以下の知識が必要です。
・野菜と果物の基本知識
・含まれる栄養素・効果効能
・体調の不調に合わせた食材の選び方
・年代別の食環境
・野菜と果物の調理方法
・料理のレシピ
野菜の知識に加え、果物の知識も一緒に深めたい方におすすめです。
2-7ベジタブル&フルーツアドバイザー
ベジタブル&フルーツアドバイザーは、日本能力開発推進協会が主催しています。
受験資格 | 対象講座受講者 |
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受験料 | 5,600円(税込)+講座受講料2万5,740円(税込) |
受験申込 | インターネットから申し込み |
受講方法 | 在宅 |
合格基準 | 70%以上の合格率 |
資格のキャリカレで「ベジタブル&フルーツアドバイザー資格取得講座」を受講後、試験資格が得られます。
野菜や果物の基本知識から専門知識まで有していることを証明する資格です。
野菜や果物の基本知識はもちろん、食材別の調理法・下ごしらえといった技術までも習得できます。
ベジタブル&フルーツアドバイザーの試験では以下の知識が必要です。
・野菜・果物の基本知識
・食材別の特徴や栄養素
・野菜・果物の効果や効能
・素材の特徴を活かした調理法
・野菜・果物の正しい保存方法
・野菜の下ごしらえ方法
野菜のみでなく、果物も取り扱い調理する仕事に携わる方におすすめです。
2-8野菜&果物コンシェルジュ
野菜&果物コンシェルジュは、日本能力教育促進協会(JAFA)が主催しています。
受験資格 | 対象講座受講者 |
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受講料 | 3万6,300円(税込)※試験費用込 |
受験申込 | インターネットから申し込み |
受講方法 | 在宅 |
foemieでの「野菜&果物コンシェルジュ資格取得講座」受講後、検定試験に合格すると資格が得られます。
野菜や果物の基礎知識のみならず、専門知識をも有している野菜や果物のスペシャリストを目指す資格です。
野菜&果物コンシェルジュの試験では以下の知識が必要です。
・野菜と果物の基本知識
・含まれる栄養素・効果効能
・食材別の保存方法や調理法
・野菜と果物の分類法
・食材の名前の由来や産地
・日本の農業事情
・目的に合わせた食材の選び方
自分で、目的に合わせた食材を選択できるようになりたい方におすすめです。
野菜資格と一緒に取りたい資格をご紹介
野菜に関連する他の知識を深め、資格を取得することで、野菜資格のメリットをさらに活かせる場合もあります。
関連する資格を一緒に取得することで、幅広い場面で役に立ち、野菜資格の価値が上がるのでおすすめです。
3-1料理について体系的に学べる料理系資格
調理する仕事に携わっている方や、料理好きな方には、料理系の資格もおすすめです。
料理に野菜は必要不可欠です。
さまざまなジャンルの料理がある中で、それぞれに合った食材や調理法があります。
野菜の知識をもとに、料理についても詳しくなればレパートリーも増え、日々野菜を摂取しやすくなるので便利です。
料理に関連した資格は以下のようなものがあります。
・和食ソムリエ®
・洋食ソムリエ®
・中華料理ソムリエ®
・イタリア料理ソムリエ®
野菜と料理に関連した資格を一緒に取得することで、野菜の特徴を活かした料理を作れるようになります。
もちろん仕事にも習得した知識は役に立つので、ぜひ挑戦してみてください。
3-2食材について幅広い知識を得られる資格
野菜だけでなく、他の食材に関しての知識を深めることで、さまざまな食材の組み合わせを楽しむことが可能です。
食材によっては、相乗効果によりさらなる力が期待できる可能性もあります。
食材別の資格は以下のようなものがあります。
・お肉ソムリエ
・シーフードソムリエ
・きのこソムリエ
・出汁マイスター
各食材の資格を一緒に取得することで、より効果的に野菜を摂取できるようになります。
3-3野菜資格の知識を仕事に活かせる資格
野菜の専門知識を活かし他の資格に挑戦することで、さらなる知識の向上が目指せます。
取得することで、直接的仕事に有利な資格をご紹介します。
仕事のキャリアアップにもつなげることが可能です。
仕事につながる資格は以下のようなものがあります。
・食育アドバイザー
・食生活アドバイザー
・フードコーディネーター
これらの資格は、食事に関する知識を多くの人々に広めていく目的もあります。
野菜資格で習得した知識を活用し、さまざまな仕事に活かせるでしょう。
3-4管理栄養士・栄養士の資格
管理栄養士は、厚生労働大臣の免許を受けた国家資格に属し、栄養士は都道府県知事の免許を受けた資格の位置づけとなっています。
この2つは今まで紹介してきた資格と異なり、資格取得に対して時間とお金もかかり、難易度も高い資格です。
管理栄養士養成課程もしくは、栄養士養成課程のある学校で所定の単位を取得し、卒業する必要があります。
野菜は国で積極的な摂取を推奨しているほど、人々に必要な栄養素を豊富に含んでいます。
そのため栄養管理士や栄養士の分野でも、密接な関係にあるといえるでしょう。
本格的に栄養について学び、野菜資格を活かした仕事に就きたい方は、選択肢の一つとして検討してみてください。
野菜資格取得のための学習方法
野菜資格は、各資格に特化した講座が用意されていることが多いので、独学よりも通信講座を利用した方が効率的です。
この章では、おすすめの通信講座もご紹介します。
4-1書籍などで独学する
資格を取得するためには、専用のテキストが必要です。
通信講座に申し込むとそのテキストが送られてくるので、それを使用し独学での勉強はできます。
しかし効果的に学習したい場合は、課題の添削などを利用した方がより試験合格の確率が上がります。
資格によっては、対象講座受講者のみに試験資格が得られる場合があるので、注意が必要です。
4-2通信講座で学ぶ|SARSスクールジャパン
野菜資格を取得してみようかなと興味が出たけど、実際どのように学べばいいのか分からない方におすすめなのが、通信講座です。
通信講座では、各資格に特化した内容の講座が用意されています。
資格内容に合わせた専用のテキストがもらえるほか、添削指導もあるので、資格に必要な知識をしっかりと学習することが可能です。
SARAスクールジャパンでは、野菜資格を取得するための専用講座が用意されています。
「オーガニック野菜アドバイザー」と「野菜栽培士」の2つの資格が同時取得できるコースがあるので、野菜資格に挑戦したい方におすすめです。
コースは「基本コース」と「プラチナコース」の2つあります。
それぞれのコースの概要と費用を解説します。
基本コース | プラチナコース | |
---|---|---|
受講料 | 5万9,800円 | 7万9,800円 |
期間 | 6ヶ月(最短2ヶ月) | 6ヶ月(最短2ヶ月) |
添削 | 5回 | 5回+卒業課題1回 |
資格試験 | 自身で申し込み | 免除(課題提出のみ) |
資格試験受験料 | 各資格1万円(税込) | 免除 |
基本コースは、プラチナコースに比べて受講料が安いので初期費用を抑えられます。
しかし、資格試験の申し込みは自身で行い、試験費用も別途で必要です。
プラチナコースでは、先ほどの資格が2つ同時取得できるコースです。
受講時の課題を提出することで、卒業時に資格が認定授与されます。
資格試験も資格費用も必要ありません。
短期間で確実に資格を習得したい方は、プラチナコースがおすすめです。
効率的に学習し資格を取得したい方は、通信講座を利用してみましょう。
まとめ
野菜には、さまざまな健康・美容効果が期待できます。
野菜不足が指摘されている中、意識的に野菜を取り入れるためには専門知識があると役に立ちます。
資格を取得することで、目的に合わせた食材を自分で選択し、毎日おいしく野菜を摂取することが可能です。
正しい方法で調理し、野菜の持つ力を最大限引き出しましょう。
仕事にも役立つので、興味のある方はぜひ「野菜資格」に挑戦してみてください。