スムージーを生活にどんどん取り入れていくために、スムージーのレシピのバリエーションを増やしたい人も多いのではないでしょうか。そこで、ここではいろいろな種類のスムージーを、目的別、カラーバリエーション別、タイプ別に分けてご紹介していきます。スムージーのバリエーションを増やして、豊かなスムージー生活を過ごしてください。
- 目次
スムージーの種類
スムージーにはどのような種類があるのかを考えてみましょう。
1-1組み合わせによって種類は無限大
スムージーには決まった種類があるわけではありません。フルーツや野菜、ヨーグルトやアイスクリーム、豆乳、牛乳などの素材を組みあわせれば、スムージーのレシピは無限大なのです。
ミキサーにかけるだけで出来てしまうシンプルな作り方なのに、レシピの自由度が高いのがスムージーの魅力の一つです。自分好みの自分だけのレシピを作ってしまうこともできます。いろいろな素材を組み合わせてオリジナルレシピを考案してみるのもよいですね。
1-2味や好み、目的に合わせた種類選びがポイント
スムージーの素材は何を使ってもよいといわれると、逆に悩んでしまう人もいるかもしれません。スムージーのレシピは無限大ですが、やはり、味や好み、目的に合わせた素材を選ぶことが重要です。
美容系のスムージーやダイエット系のスムージーなど、ジャンルが決まっている中からレシピを選ぶことができたら便利ですよね。そこで、ここでは目的に合わせたスムージーの種類、素材のカラー別の種類、市販のスムージーの種類ごとにレシピや商品をご紹介していきます。自分に合ったスムージーはどれかを知って、自分好みのスムージーを探してみてください。
目的に合わせたスムージーの種類
スムージーを飲む時には、肌をきれいにしたい、栄養をたっぷり摂りたい、ダイエットしたいなどの目的がある場合が多いでしょう。そこで、目的別のスムージーの種類をご紹介します。
2-1美容系スムージー
体の中から美しく保つためには、アンチエイジング効果、抗酸化作用が期待できる素材や、肌を美しく保つビタミンC、デトックス効果がある食物繊維が豊富な素材を使うのがオススメです。ほうれん草や小松菜にはビタミンC、βカロテンなどが豊富です。トマトにはリコピンが、赤パプリカにはカプサンチン、ブルーベリーにはアントシアニンという栄養素がそれぞれ含まれており、抗酸化作用が期待できます。
プルーンやいちじくには食物繊維が豊富です。狙った効果が得られる素材を選ぶことで、自分だけのオリジナル美容スムージーを作ることができるでしょう。
2-2ヘルシースムージー
ヘルシースムージーを作れば、普段の食事では摂りきれないビタミンやミネラルなどの栄養素を手軽に摂ることができます。美容系スムージーも栄養満点なのでヘルシースムージーとかぶるところがあります。ヘルシースムージーを作る際に重要なのが、自分の食生活に足りない栄養素が何かを知り、それを補うことです。
ヘルシースムージーにぴったりの食材は、やはりビタミンやミネラルが豊富な野菜です。ホウレン草や小松菜、人参、アボカドなどもオススメです。フルーツならマンゴーやあんずなどの色が濃い素材の栄養価が高く、イチゴやオレンジなどもビタミンCが豊富です。
2-3ダイエット系スムージー
ダイエットを目的にしたいなら、食物繊維が豊富でカロリーは抑えめの食材がベストです。また、ビタミンやミネラルも一緒に取ることで、ダイエットで不足しがちな栄養素を補うこともできます。
たとえば、ほうれん草や小松菜、ケール、春菊などは食物繊維がとても豊富です。緑黄色野菜を多めに使うことで、食物繊維とビタミン、ミネラルを豊富に摂ることができるでしょう。
ただ、野菜ばかりだとどうしても飲みにくくなりますから、牛乳などを入れて味をマイルドにします。その際には、豆乳やヨーグルトを選ぶとカロリーを抑えられます。
2-4エナジーチャージスムージー
スムージーは手軽に飲めることから、時間がない時のエナジーチャージをする際にもオススメです。素早くエナジーチャージしたい時にオススメの食材はバナナです。バナナの糖質は素早くエネルギーに変換できる性質を持っているので、朝食スムージーにぴったりです。
朝から体温をあげて血行を促進させるためには、しょうがもオススメです。あまりたくさん入れると辛くなりますが、スパイス的に使うことでピリッと爽やかなアクセントになるでしょう。
カラースムージーの種類
スムージーのレシピを考える際には、素材の色別に見るとわかりやすいと言われています。それぞれのカラースムージーのレシピをみてみましょう。
3-1グリーンスムージー
緑の野菜をふんだんに使ったグリーンスムージーは、スムージーの基本中の基本です。ほうれん草や小松菜、アボカド、ケールなどを使います。緑の野菜だけでは飲みにくいので、バナナやリンゴを入れてもよいでしょう。
緑の野菜に豊富に含まれるクロロフィルには抗酸化作用があり、ガンや動脈硬化などの成人病予防に役立ちます。ヘモグロビンも豊富なので貧血予防にも役立ちます。もちろん、ビタミン類も豊富です。グリーンスムージーは、美容やダイエット、健康維持など幅広い効果が期待できます。
3-2レッドスムージー
レッドスムージーにはトマトや赤パプリカ、イチゴ、クランベリーなどが使われます。赤い野菜に多く含まれるリコピンには、高い抗酸化作用があります。美白や美肌効果、生活習慣病や肥満の予防に期待できます。美容効果を得たい場合は、レッドスムージーがオススメです。
3-3オレンジスムージー
オレンジスムージーには、人参やミカン、黄パプリカ、マンゴー、オレンジなどが使われます。体内でビタミンAに代わるカロテンが豊富で、高い抗酸化作用や視力の維持、生活習慣病の予防、美肌効果が期待できます。毎日の健康維持や美容効果を得るために、オレンジスムージーはオススメです。
3-4イエロースムージー
イエロースムージーには、ミカンやレモン、パイナップル、バナナ、黄パプリカなどが使われます。イエロースムージーには高い抗酸化作用や抗炎症作用、美肌効果を発揮するルテインが含まれています。
また、ポリフェノールの一種であるヘスペリジンにも抗酸化作用があり、また、花粉症の症状緩和などアレルギーによる炎症を抑える効果も期待できます。日焼けした肌をケアしたい、肌を美しく保ちたいという人にオススメです。
3-5パープルスムージー
紫色のスムージーに使うのは、ブルーベリーやカシス、ブドウ、紫キャベツ、プルーンなどです。紫の色素になるアントシアニンには眼精疲労を回復させる効果や高い抗酸化作用もあります。
ポリフェノールの一種のレスベラトロールという成分には、高い美肌効果や美白効果が期待できます。パープルスムージーには高い美容効果が期待できることがわかります。
市販のスムージーの種類
自分でフルーツや野菜を買ってきてスムージーを作る暇もないという方は、市販のスムージーを上手に使うのもよいでしょう。市販のスムージーにはどのような種類があるのかをみてみましょう。
4-1そのまま飲めるタイプ
ボトル、パックなどに入っているそのまま飲めるタイプのスムージーもあります。緑黄色野菜を多く含んでいるものやアーモンドが入っているものなど、種類もさまざまです。
冷蔵庫に入れて置けばいつでもすぐ飲めるのでとても便利ですね。ただし、糖分がかなり多く含まれている商品が多いので、カロリーには気をつけてください。
4-2粉末タイプ
粉末タイプのスムージーもあります。ボトルやパックに入っているタイプよりも割安になるでしょう。水に溶かすだけですぐ飲めるので手軽です。毎日飲むなら、経済的な面からも粉末タイプの方がよいかもしれません。
スムージーの種類についてまとめ
スムージーには美容、ダイエット、健康維持、パワーチャージなど、目的別に適したレシピがあることがわかりました。また、レッドやオレンジ、グリーンなど素材の色別に分類することで、含まれる栄養素を分類することもできます。
市販のスムージーも上手に利用することで、手軽にスムージーを生活に取り入れることができますそれぞれのスムージーのレシピと栄養素を正しく知り、自分に合ったレシピを探してみてください。